介護付 有料老人ホームを、3分で理解する(6)。
介護付 有料老人ホームを探そうと考えるにいたった理由は、当然ながら、人それぞれに異なることと思います。
むろん、突然倒れて介護が必要な状態となってしまったり、あるいは入院先の病院から期限を区切られ退去勧告を受けているために急いで入居先を探さなくてはならなくなった…というような、いわば緊急事態の場合もあるでしょう。
しかし、同居や在宅介護、公的介護施設・高齢者住宅の利用など、
さまざまな手段や施設がある中で、どうして「介護付」の有料老人
ホームでなければならないのでしょうか。
また、一体いつ頃までに施設への入居を決める予定なのでしょうか。
高齢ではあっても、現段階でほぼ自立した生活をされているならば、介護付 老人ホームへの入居を施設側から断られる場合も、多いことでしょう。
またあまり早い段階から施設での生活に移行することは、本人の
自立する気持ちや身体機能をかえって弱めてしまうため、生活の質を下げてしまう可能性があります。
現在の状況とも照らし合わせ、そのような点について本人や周囲の家族がきちんと考えて話し合い、自分たちなりに納得できるようにしておくことは、関係者が後々にそのときの判断の誤りを後悔しないためにも、必要な作業と言えるでしょう。
そのためにも、まず入居の対象となるその高齢者が、「現在はどういう
状況なのか」ということを、客観的に確認しておく必要があります。
介護が必要な状況ではないかと強く感じた場合は、自分や家族だけで判断せず、まずは介護保険の「要介護認定」を受ける手続きを行ってみることです。(なお、「要介護認定の申請」は、手続き的には、市町村や
地域包括支援センターへの申請から始まります。詳しくは、有料老人ホームで介護保険サービスを受ける手順(3)。をご覧ください。)
この要介護認定を受けることによって、その高齢者が現時点でどの
程度、介護が必要な状態にあるかということについて、その立ち位置が、ある程度客観的にわかることになります。
(ついでにいえば、介護保険を利用するためには、この要介護認定を得ることが必須であるため、資金計画をたてる面からも必要です。)
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