有料老人ホーム、「月額利用料」項目はここをチェック。
有料老人ホーム、「入居一時金」「月額利用料」の相場は。で述べたとおり、「月額利用料」として、家賃相当金額を中心に、管理費・食費・消耗品費その他さまざまな名目のもとで実費を別途で徴収されることになります。
家賃相当金額の部分は、入居一時金が高額の場合はゼロ円というケースもあるものの、逆に「入居一時金不要」を謳い文句にしている場合は、高額に設定されているケースが多いようです。
「月額利用料」は、日々生活していくためのお金と考えた場合やむを得ない支出ではあるものの、当初の想定以上の金額となることが多く、その支出項目と平均的な月額利用料については、事前にホーム側に確認しておく必要があります。
特に、オムツ代・タオル代を中心とした実費として請求される「介護用品費」や「日用品費」などは、後ですべてを足しこんでみると結構な金額になることが多いので、注意が必要です。
以下に、「月額利用料」として注意すべき内訳項目と、そのポイントをあげておきます。
・管理費
共用施設の維持管理費、介護以外の事務職員の人件費等です。
・食費
ホームの食事サービスの利用料金。
利用回数単位で精算するシステムが多いようです。
・医療費
施設と病院の往復交通費の負担がどうなるのかなども、要注意。
・水道光熱費や新聞・電話代などの通信料金
個々の居室内負担分として発生するものです。
インターネット利用料やテレビレンタル料などにも注意しましょう。
・介護費用
介護保険だけでは足りなくなる部分や、介護保険の対象外となるサービスにおいて、特に注意する必要があります。
介護サービス費用を徴収する場合は、その用途は介護保険の対象外のサービスである必要があります。
介護保険を使っているサービスにおいては、施設が別途介護サービス費用を徴収してはいけないことになっていますので、注意しましょう。
俗に、介護保険の基準を超えて施設がサービス内容を手厚くして提供するものは「上乗せサービス」、寝具の選択や理容サービスなど個別契約にもとづくものは「横だしサービス」と呼ばれていますが、これらのサービスは自己負担となることもおぼえておきましょう。
オムツ代・タオル代などは、実費として支払う場合がほとんどであり、積もると金額もバカにならないので、気をつけましょう。
・オプション費用
交際費や施設行事参加費用、娯楽費、買い物代行料金、テレビレンタル料、外食費、宅配便代等、項目としてはたくさんあります。
施設ごとに異なる部分が大きいため、事前に確認しておきましょう。
これらのオプション費用については、施設への体験入居を期間を長くすることで、たとえば一週間のサイクルを送るイメージがつかめてくるものです。
本命と目星をつけた介護付有料老人ホームにおいては、体験入居を長めに設定してみる価値があると思われます(なお、体験入居の費用相場は一般的に、一泊二食付きで1.5万~2万円程度です)。
その他にも、自宅の整理や引越のための代金など、個別の事情の下で入居にあたって一時的に発生する費用も忘れずにカウントしておくようにしましょう。
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