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介護付 有料老人ホームを、3分で理解する(5)。


介護付 有料老人ホームを、3分で理解する(4)。で述べたとおり、「月額利用料」として、家賃相当の金額を中心に、管理費・食費・消耗品費その他のさまざまな名目のもと、実費を別途で徴収されることになります。


家賃相当金額の部分は、入居一時金が高額の場合はゼロ円というケースもあるものの、逆に「入居一時金不要」を謳い文句にしている場合は、高額に設定されているケースが多いようです。

「月額利用料」は、日々生活していくためのお金と考えた場合、やむを得ない支出ではあるものの、当初予想していた以上の金額となることが多く、その支出項目と平均的な月額利用料については、事前にホーム側に確認しておく必要があります。

特に、オムツ代・タオル代を中心とした実費として請求される「介護用品費」「日用品費」などは、後で足しこんでみると結構な金額になることが多いので、注意が必要です。


以下に、「月額利用料」として注意すべき内訳項目と、そのポイントをあげておきます。


・管理費
 共用施設の維持管理費、介護以外の事務職員の人件費等です。


・食費
 ホームの食事サービスの利用料金。利用回数単位で精算するシステムが多いようです。


・医療費
 施設と病院の往復交通費の負担
がどうなるのかなどについても、要注意です。


・水道光熱費や新聞・電話代などの通信料金
個々の居室内負担分として発生するものです。
インターネット利用料やテレビレンタル料などにも注意しましょう。


・介護費用
介護保険だけでは足りなくなる部分や、介護保険の対象外となるサービスにおいて、特に注意する必要があります。
 
介護サービス費用を徴収する場合は、その用途は介護保険の対象外のサービスである必要があります。介護保険を使っているサービスにおいては、施設が別途介護サービス費用を徴収してはいけないことになっていますので、注意しましょう。

俗に、介護保険の基準を超えて施設がサービス内容を手厚くして提供するものは「上乗せサービス」、寝具の選択や理容サービスなど個別契約にもとづくものは「横だしサービス」と呼ばれていますが、これらのサービスは自己負担となることもおぼえておきましょう。

オムツ代・タオル代などは、実費として支払う場合がほとんどであり、積もると金額もバカにならないので、気をつけましょう。


・オプション費用
交際費や施設行事参加費用、娯楽費、買い物代行料金、テレビレンタル料、外食費、宅配便代等、項目としてはたくさんあります。 施設ごとに異なる部分が大きいため、事前に確認しておきましょう。

これらのオプション費用については、施設への体験入居を期間を長くすることで、たとえば一週間のサイクルを送るイメージがつかめることから、本命と目星をつけた介護付 有料老人ホームにおいては、体験入居を長めに行ってみる価値があるものと思われます(なお、体験入居の費用相場は一般的に、一泊二食付きで1.5万~2万円程度です)。


その他にも、自宅の整理や引越のための代金など、個別の事情の下で入居にあたって一時的に発生する費用も、忘れずにカウントしておくようにしましょう。



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